敬老の日に贈り物をする際に注意する点で緑茶・ハンカチ・草花の鉢植え・文具があります。緑茶は弔辞のお返しにされる贈り物というイメージが強く、敬老の日に不向きと言えます。ハンカチは漢字に変換すると手巾（てぎれ）と書き、縁を切るという意味に捉えられる可能性があります。鉢植えの草花は「根付く」ことから「寝付く」を連想させ、敬老の日やお見舞い品として向いていないとされています。
他にもステーショナリー（文具）は勤勉に励んでほしいという思いを込めて贈られることが多いので、お年寄りに贈るものとしてはあまり適しているとは言えないでしょう。但し、上記の贈り物はあくまで縁担ぎにまつわるものなので、長寿の方本人が欲しいという確証があれば贈り物としてあまり問題はありません。ただ知っておくだけでも誤解を防げますし、敬老の日は縁起の良いものを贈ってあげた方が良いでしょう。贈り物に適している物は人生を楽しむためのもの、趣味や娯楽が判っていればそれに合ったものが適しています。
昔好きだった、或いは流行りのものだったおもちゃやゲーム、例えば野球盤、将棋盤、オセロ等があります。外出が好きな方であれば、温泉旅行に招待したり、ボウリングを一緒に楽しむ等も贈り物として相応しいです。物の良し悪しが判る世代ということもあり、質を重視した贈り物も一考の余地があります。健康で長生きしてほしいという意図を伝えたい、もしくは本人が健康で若くありたいと望んでいるのであれば、健康グッズ・化粧品・アクセサリー等が適していると言えます。
お子様が絵や一言を描いて贈り物に添えるのも、繋がりや縁を深めます。お子様の写真を贈り物に添えるのも成長を期待させ、毎年の楽しみになります。敬老の日のことならこちら